よくあるご質問

補聴器は片耳につけるよりも両耳につけた方が良いのですか?

その方の聴力にもよりますが、両耳共に同程度の難聴であった場合は、両耳に補聴器をつけた方が左右からバランス良く音が入り、自然に音を聴く事ができます。

両耳からバランス良く音が入る事のメリットは以下のとおりです。

メリットその1 騒がしい環境での言葉の聞き取りを改善する

メリットその2 片耳に補聴器をつける時より音量を小さく設定でき、耳への負荷を軽減できる。

メリットその3 音量を小さく設定できるので、ハウリング(ピーピー音)が起こりにくくなる。

メリットその4 音の方向(音がどこから鳴っているか)が分かり易くなる。

メリットその5 左右からバランス良く音が入る事で、立体感のある聞こえになる。

ただし、全ての方に補聴器の両耳装用が有効であるかというと、そうではありません。聴力の左右差が大きい方の場合や、両耳につけた時に閉塞感が大きく出る方の場合などはメリットより違和感が強くなる可能性もあります。試聴する段階で、補聴器を両耳につけた場合と方耳につけた場合を比較していただいた上で、ご自身にあった装用方法をご検討下さい。