よくあるご質問

補聴器が故障する原因はなんですか?

1、汗による故障

汗を多くかくと、補聴器内部に汗がしみ込んでサビ・腐食の原因になります。耳掛け型補聴器の場合は、耳の後ろを流れる汗が補聴器本体に付着しやすくなっています。汗が補聴器に付着した場合は、乾いた布等で汗を拭き取り乾燥ケースに保管する事をお勧めします。

2、湿気・結露による故障

雨に濡れたり、補聴器本体と耳の中の温度に差があると結露(水滴)が発生します。水滴が補聴器本体や音の通り道に流れると、補聴器の出す音が弱くなったり、音が出なくなったりする原因になります。こまめな乾燥と購入されたお店でのメンテナンスをお勧めします。

3、衝撃による故障

強い衝撃は補聴器にとって大きなダメージになる事があります。普段から、コンクリートや固い床などには落とさないように注意しましょう。

4、耳あか・耳だれによる故障

耳あかや耳だれが音の出口(音道)に詰まる事で、音が弱くなったり、音が出なくなったりする事があります。専用ブラシなどで掃除したり、ワックスガード(耳あかの侵入を防ぐ部品)を定期的に交換して下さい。

5、部品の劣化による故障

長期間(購入してから数年)補聴器使っていると、内部の部品が段々と摩耗していきます。使用環境や使用頻度で摩耗の度合いはさまざまです。